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生きる力とは 
出典:『ダンマパダ(法句経)』一六〇

おのれこそ
おのれのよるべ
おのれを措
きて
誰によるべぞ
よくととのへし
おのれにこそ
まことえがたき
よるべをぞ獲ん 

 
   Self  is  the  refuge  of  self :   for  who  else  could  refuge be ?
   By  a  fully  controlled  self  one  obtains  a  refuge  which  is  hard  to  gain.



   相手をとおして自分をしるのが あそび
   自分をとおして相手をしるのが あそび
 
体験のひとつひとつが 人格の基盤となる
そこに、ゆるがない自信となる経験を積み重ねてほしい


                                                      そこに保育者の役割がある 
 
2016/07/09
ことばに熟慮と慎みを  出典:『ダンマパダ(法句経)』一三三
荒々しいことばをいうな。
いわれた人は汝にいいかえすであろう。
怒りをふくんだことばは苦痛である。
報復が汝の身にいたるであろう。
 
  ことばは、人とつきあっていくための重要なコミュニケーションの手段である。したがって、ことばにはどんなに細やかに注意を払っても払いすぎることはない。何気なくいったことばが、人を不快にさせたり傷つけたりする。ほめことばは人に喜びを与え、生きかえらせもし、のびのびとさせる。ことばは文字どおり、人を生かしも殺しもする。ことばに熟慮と慎みをもつ人は、すべてに熟慮と慎みをもつ人である。
 この世のなかは、わたしたちが自分自身を映す鏡のようなものである。笑顔をもって向かえば、笑顔が返ってくる。渋面をもって向かえば、渋面が返ってくる。愛すれば愛され、厭えば厭われる。だから仏典ではしばしば、愛情のこもった好もしいことばー「愛語」というーを語ることがすすめられる。
 「愛語」は、育てあう人間関係をつくる。                    
                                                         
                                                                  仏教のことば 生きる智慧  中村元【編著】
 
2016/07/07
理解とは、 わかること。納得すること。のみこむこと。
こども理解する
 
子ども理解する

2016/07/06
初めての学校に、ようこそ!②
幼児期の〃遊び〃が
高い能力を育てる!

 ハーバード大学のベン・マーデル教授は、五歳児が神様ごっこという遊びの中で、「自分の意見をどう表現するか」「相手の意見をどの程度聞いているか」といったやりとりを通して「どのあたりを妥協点として遊びを深めているか」といった視点の研究を発表されています。
 この「どのあたり・・・」というような能力は、従来の学校教育の学力尺度では測りきれないものとして考えられてきましたが、先進国社会で仕事をしていくうえでは非常に重要な能力であるという認識が広がってきています。

 先進国で大学は出ても仕事に就けない若者が増えている現象は、従来の学力観と社会で必要とされる能力のずれが表面化したために起きているのです。「相手の立場に立ってものが考えられる」「いやなことでも持続して取り組むことができる」「妥協点を見出して問題を解決する」といった従来の学校教育では測りきれなかった能力が、先進国社会で生活する上で重要な能力として考えられるようになってきており、そういった能力は、幼児期に〃遊び〃を通して学ぶことが証明されてきています。
 幼児期を豊かな質の高い教育環境で育つことが、その子どもが社会に出て必要とされる能力を身につけるのに大きな影響力を持っていて、幸せな社会生活を送るのに非常に重要な要件であることが分かってきているのです。
 全国の私立幼稚園、私立幼稚園移行の認定こども園は、全ての園がこのような幼児期の学びを支える園庭環境を持っています。良質で豊かな環境のもとで生活することにより、子どもは日本の社会の中で必要とされる能力の基盤を培うことができているのです。〃遊ぶ〃ことの大切さは、幼児期と小学校教育を結ぶという以上に、その子どもが大人になったときの社会生活との結びつきが強いのです。
 それぞれの園は子どもの育ちにとって良い環境を作る努力を積み重ねています。保護者の皆様のお力添えを得て、「こどもがまんまか」の社会ができ、それぞれの園での生活を通して、全ての子どもが幸せな生涯を送ることの基盤を培うことができることを祈っています。
2016/07/06
初めての学校に、ようこそ!①     全日私幼連PTAしんぶんより
田中先生には無理なお願いをし、この度だけ、掲載させていただいております。
お礼申しあげます。
 
                公益財団法人
全日本私立幼稚園幼児教育研究機構
理事長  
田中 雅道
(文部科学省中央教育審議会初等中等教育分科会教育課程部会/幼児教育部会)



〃かしこさ〃とは
           何なのか?


    お子様のご入園・ご進級おめでとうございます。今は新しい環境のもと、希望と不安が交錯した毎日を過ごされていることと思います。

   入園してしばらくすると三歳児の子どもたちは園内を活発に探検し始め、五歳児をまねて園庭のダンゴムシを探し始めます。三歳児にとって五歳児の集めるダンゴムシはとても魅力的です。何匹も集めてかごに入れるのですが、集めることに興味があるので、先生の呼び声を聞くと、かごを置いたまま保育室に走って行ったり、僕のダンゴムシと言って靴箱の奥にしまったまま忘れてしまうことがよくあります。そのダンゴムシは、あとから靴箱の奥に干からびた状態で発見されることも起こってしまうのです。
ところが五歳児になると、僕のダンゴムシは自分にとって大切な生き物となり、客観的に見られるようになります。「何を食べるのか」「どういうところを住処にしてるか」を本やネットで調べ、飼育箱の中に枯れ葉を敷き詰め、小石を置いて住む環境を整え、餌を与えて共に生活する仲間として扱うことを学んでいきます。自分中心なものの考え方から自分を離れて相手の立場に立ってものを考えられるようになってくるのです。

   幼稚園・認定こども園は子どもが初めて出会う学校です。小学校との学びをどのように接続していくかといった視点から文部科学省で教育内容を議論していますが、この議論は、先進国として必要とされる❛❜かしこさ❛❜とは何なのかを問うことから始まっています。従来、小学校以降の教育で❛❜かしこい子ども❛❜とは、先生が授業で教えた内容を正確に理解し、正確に記憶することができる子どものことを言っていました。
このような学力が必要でないということでは決してないのですが、この正確さと記憶力という学力はすでに人間よりコンピューターの方が優れており、高度に進んだ社会ではこの学力だけでは通用しなくなっているのです。今の子どもたちが成人する頃には、社会はこれから誕生してくる新しい職業が中心になり、今ある仕事の多くがロボットに置きかえられることが想定されています。このような社会で必要な能力とは何かが、文科省における議論の重要な論点なのです。

 
2016/07/06
相田みつを作品集より
 園の南トイレに置いてあります(日めくり 相田みつを作品集)30日の言葉です。
一日一日一刻一刻が、はじめての自分を生きていること。
 子どもを、人を、自分を、理解しようとする時、根本をここにおくと、妄想からは遠ざかる。
 
 瑞々しい いま! ここ! の生命(いのち)を力いっぱい生きていきたいと念じます。
 
※未就園児室「ここ」にも、この願いをこめました。
2016/07/05
自分で考える

 卒園された子のお母さんから、学校でのようすを聞かせてもらいました。家庭訪問では、「問われたことにたいしての返答がしっかりまとまっている」といわれたそうです。

      幼稚園の集団生活の場のどこをとっても、お子さんがお客さんでいる時間も空間も無いのが幼児教育の現場です。

多くを自分が発信し、自分に問われ、対応(それが自分ひとり又は仲間ではちょっと困難な事態の時に、ほど良い援助が行えるのが先生です)しなければならないので、自己との葛藤と同時に相手につたわる言語表現を繰り返し繰り返し学ぶことになるのです。
2016/07/01
あそびが育む人間力
あそび  それは
子どもの自然な欲求
まさしく計り知れない  いのちの芽 そのもの
そのいきおいそのままに
人として必要なものを学んでいく
あそびには 無限の力と課題がもたらされる
その課題に惹きつけられ 自分の課題とする子ども
それが あそび
             





2016/07/01
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